ゆとりの背伸び

ゆとり教育にどっぷり漬かった人間の奮闘記

1ヶ月で2つの国家資格試験(危険物甲種、消防設備士乙6)に合格した話(2)

どうも

名もなきゆとりです。

 

今回は前回の続きということで、消防設備士乙6について書いていこうと思います。

 

消防設備士とは

概要

消防設備士とは簡単に言うと、消防設備を工事、整備、点検するのに必要な資格です。

消防設備士には甲種と乙種があり、甲種は工事、整備、点検が行える一方、乙種は整備、点検のみ行うことができます。

また、扱える消防設備が類別に分かれており、甲種には第1類から第5類まで、乙種には甲種と同じ第1類から第5類に加え、第6類と第7類があります。

詳細は下記のページを御覧ください。

 

www.shoubo-shiken.or.jp

 

今回、私が挑戦したのは乙種の第6類(乙6)であり、扱える消防設備は消火器となっています。

 

消防設備士乙6について

乙6を取得すると消火器の整備、点検が行えます。私自身、消火器のみの乙6は簡単だろうと思っていましたが、実際に問題集を開いてみると、見たことのないデカイ消火器や二酸化炭素を使った消火器など、いろいろな種類の消火器があり、火事の種類によって消火器を使い分ける必要があると初めて知りました。

試験内容としては、筆記と実技に分けられます。筆記は消防関係法令(法令)が10問、機械に関する基礎的知識(基礎知識)が5問、消火器の構造・機能及び点検・整備(構造・機能)が15問の計30問で、四肢択一式です。実技は実際に消火器の点検を試験会場で行うというものではなく、こちらもペーパー試験となっています。内容は、「写真・イラスト・図面等による記述式」となっています。

合格には筆記合格と実技合格の両方が必要です。筆記合格には各科目40%以上、全体で60%以上の正解率が必要で、実技合格には60%以上の正解率が必要です。

 

勉強方法

参考書を1冊買い、2〜3周しました。使用した参考書は以下のものです。

 

 

www.amazon.co.jp

 

これを購入した理由としては、①テキスト、過去問、解説がこの1冊にまとめられていたこと、②過去問の数が比較的多かったこと、③アマゾンレビューでこのテキスト内の過去問と同じような問題が本番でもよく出題されていたと記載されていた、などが挙げられます。

これ以外の参考書は使用していません。実技の問題でイメージがしづらいものについてはインターネットで消火器の写真などを調べたりしました。

 

合格時の得点

2021年11月に受験し、結果としては、

筆記試験 法令80%、基礎知識100%、構造・機能93%

実技試験 66%

という内容でした。

筆記試験については、手応え通りといった感じでしたが、実技試験については、初見の問題があり、本番では結構焦りました。部分点ねらいで記述したことが功を奏したのか、なんとか合格基準の60%を超えることができました。安定して合格をねらうのであれば、実技試験用の問題集などで実技試験の対策を念入りにするのがいいと感じました。

 

最後に

消防設備士乙6を勉強する上で、自分が今まで知らなかった知識を知ることができ、非常に面白かった反面、法令など興味のない部分は暗記するのが結構しんどかったです。その気になれば、消防設備士甲4も取得したいなと考えています。

あと消防設備士乙6の知識が危険物取扱者甲種の本番試験にも出題されていたため、勉強しておいてよかったです。これについては次回の危険物取扱者甲種で書こうと思います。

 

では、また次回!(・∀・)